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ローカライズと翻訳の違い

目次

「翻訳(直接翻訳)」と「ローカライズ」は、どちらも現地の言語に対応させるプロセスですが、その範囲や考え方には明確な違いがあることをご存知でしょうか。

ここでは、翻訳とローカライズの具体的な違いや、それぞれを依頼する際のポイントを詳しく解説しています。グローバル市場で戦う上で必須となる知識なので、海外展開を検討している方は必見です。

翻訳(直接翻訳)とは何か

翻訳とは、ある言語で書かれた文章やセリフなどを、別の言語に置き換える作業を指します。言語面の整合性を確保することが主な目的となるのが特徴です。

たとえば、日本語のマニュアルを英語に訳す場合、文法や単語を対応させて意味を正確に伝えます。翻訳者は、語彙や文法の知識に加えて、読み手が理解しやすい文章構成を組み立てる力が必要です。

ローカライズとは何か

ローカライズとは、ターゲット国の文化や習慣、法規制などを踏まえて製品やサービスを再構築する取り組み全般を指す言葉。翻訳よりも、さらに広い視点で海外市場に適応させるのが特徴です。

直接翻訳を避け、現地ユーザーが自然に理解できる表現を追求。通貨単位や日付フォーマットなども現地仕様にカスタマイズします。また、色やレイアウト、DTPデザインなども国の文化や好みに合わせて調整します。

翻訳(直接翻訳)と
ローカライズの具体的な違い

「お疲れ様です」という言葉を例に挙げてみましょう。直接翻訳では「You must be tired」となり、「疲れている」という意味が強調されすぎてしまいます。一方ローカライズでは、「Good work」「Hey, how's it going?」など、英語圏文化を考慮した自然な表現に翻訳されます。

このように翻訳(直接翻訳)はテキストを正確に別言語へ変換する作業が中心。「ローカライズ」は翻訳結果をさらに文化的・習慣的な面で調整する作業を含む点が大きく違います。

翻訳とローカライズの重要性

翻訳・ローカライズの品質は、海外展開する製品のイメージや売り上げに直結するといっても過言ではありません。

翻訳の精度が低ければ、誤解を招く表現や使い勝手の悪さでユーザーの評価は下がります。さらに、現地の文化を尊重しない表現が残っていると、信頼も失いかねません。

逆に、質の高い翻訳やきめ細やかなローカライズを行うことで、海外でもスムーズに製品が受け入れられ、市場拡大のチャンスが広がるのです。

翻訳サービスの選び方

翻訳サービスを選ぶ際は、まず翻訳会社や翻訳者の専門分野や実績を確認しましょう。例えば、テクニカルドキュメントが得意な会社、クリエイティブ分野に強い会社など特色はさまざまです。特に専門用語が多い分野は、業界特化型の翻訳サービスを選ぶのがおすすめ。

また、予算に見合ったプランを選ぶことも大切です。翻訳サービスは「1文字あたり〇円から」と打ち出しているケースが多いので、その情報を基に計算すると良いでしょう。試訳やサンプルを見せてもらうと、実際の仕上がりをイメージしやすくなります。

ローカライズサービスの選び方

ローカライズサービスを選ぶ際は「対応言語」と「ローカライズの事例・実績」を確認しましょう。製品・サービスによって実施されるローカライズの内容は変わります。そのため、自社の製品・サービスと同じ業界の事例や実績がある会社に絞って比較・検討すると良いでしょう。

また、会社によってローカライズサービスの内容は異なるため、先に依頼したい内容を書き出しておくことも大切。依頼したい作業の優先順位をつけ、対応している会社を絞っていくと選びやすいでしょう。

翻訳とローカライズのコスト比較

一般的に、ローカライズのほうが翻訳よりもコストが高くなる傾向があります。これは、単なる言葉の変換にとどまらず、デザイン変更や機能調整など広範囲に手を加える必要があるためです。

一方、翻訳はテキスト部分の変換がメインとなるため、比較的安価で実施可能。とはいえ、海外市場で大きな成果を狙う場合は、コストをかけてでもローカライズを行う価値が高いといえます。目指すゴールや予算を考慮し、最適な選択を検討しましょう。

翻訳・ローカライズ技術の
進化と今後の展望

翻訳やローカライズの分野では、AIや機械翻訳技術が急速に発展しています。大量のテキストを短期間で翻訳できるため、コスト削減やスピード面でのメリットは大きいです。ただし、創造性や文化的なニュアンスを伴うコンテンツでは、まだまだ人間の翻訳者やローカライズ専門家が不可欠。

今後は、AIと人間のハイブリッドアプローチが主流となり、より高品質かつ迅速な海外展開が可能になるでしょう。これからグローバル市場で戦う企業は、継続的に翻訳・ローカライズの最新技術を追いかけて、時代の波に乗り遅れないようにすることが大切です。

ローカライズと翻訳の
違いに関するまとめ

海外ユーザーが読める言語に置き換えるのが「翻訳」、海外ユーザーに魅力を伝える言語表現や方法を追求するのが「ローカライズ」になります。短期的かつ予算を抑えたい場合は翻訳のみでもある程度対応可能です。

しかし、海外ユーザーとの長期的な関係づくりやブランド価値の向上を狙うならローカライズが必須。現地の文化や市場動向、ユーザーの嗜好に合わせてローカライズした製品・サービスを海外展開し、シェアを広げていきましょう。

このサイトは各エンターテインメント業界別に、翻訳サービスを展開・対応しているローカライズ会社について紹介しています。企業選定のご参考にしてみてはいかがでしょうか。